カルテット

 

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2001/10/9 鑑賞。

監督:久石譲(監督としては初。となりのトトロ、天空の城ラピュタ、菊次郎の夏など、宮崎駿、北野武監督作品の音楽を手がける。)
出演:
相葉明夫:袴田吉彦(お墓がない!、ショムニ、ドリームメーカー、ひまわり)
坂口智子:桜井幸子(ドラマ女は度胸、高校教師、この世の果て、人間・失格、未成年)
山田大介:大森南朋(瀬戸内ムーンライトセレナーデ、生きたい、ビッグ・ショー〜ハワイに唄えば〜)
漆原愛:久木田薫(チェロ奏者。ドラマハルモニアの吹き替えなど。)

 

日本では初めての試みといえる、音楽映画という位置づけのこの映画。
非常に試みとしては面白かった。
飽きずに見られる作品だと思います。
ただ、やはり、穴が多い。
特に、音楽家としてあるまじきミスがいくつか出ていたので、
このへんは、もう少しどうにかして欲しかった。

全般的に、久石音楽が詰め込まれていたが、
随所で見られる、今までの宮崎・北野作品で使われた音楽が
また、いっそう効果的。
あまりあからさまではなく、どこかで聴いたことあるな、程度にとどめておける。
ここら辺が非常にうまいところである。
これも、ここまで名の知れた作曲家だからできることなのだろうか。

それにしても、俳優、スタッフともに、非常に恵まれている。
上記、メインの出演者の他に、
藤村俊二、三浦友和といった出演者を脇に置き、
スタッフもここまで恵まれてていいのか?といえるほどの布陣。
これだけ揃えて、いい映画撮れなかったら、それこそ問題ではないか、と思えるほど。

全体的には、かなり手直しが必要だが、
新鮮みからいって、非常に楽しめる作品ではないか、と思えます。


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First update: October 9, 2001.