Platonic Sex

 

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2001/11/11 鑑賞。

監督:松浦雅子(ダンボールハウスガール)
出演:
門倉あおい:加賀美早紀(この映画のオーディションにて選出)
岩崎敏海:オダギリ・ジョー(ドラマ「OLヴィジュアル系」、ドラマ「夏の王様」)
石川秀行:阿部寛(人でなしの恋、ドラマ「アンティーク」)
金井誠:加勢大周(稲村ジェーン、サラリーマン専科)
山口明美:野波真帆(モスラ2、愛を乞う人、セカンドチャンス)

門倉あおいは友人にレイプされ、親にも捨てられ、17歳の誕生日に学校の屋上から飛び降りようとしていた。
その時携帯に入った一通のメール。
そこから、愛と名前を変えたあおいのものがたり。

全体的に、あらゆるところであらが目立ち、
見ていてつっこむネタはつきませんでしたね。
一般的に考えて絶対おかしいところが多数。
それから、ストーリー自体がただのラブストーリーに成り下がっていて、
いったいこの映画を通じて何を伝えたかったのか全くわからなかった。
原作があーいうものだったら、監督の意志ってもっとうまく出せるはずなのに、
やっぱりもったいないですね。
あと、はなしのもってきかたがかなり強引でしたね。
繋がりようのないはなしを無理につなげてる節が何カ所かありました。

加賀美早紀はオーディションで選ばれたそうですが、
しゃべり方にぎこちなさを感じました。
たぶん、等身大の高校生を表現するため、
あまり演技という演技をさせていないのでしょうが・・・
しゃべり方は基本ですからね・・・
あと、やっぱ泣きシーンはもうちょっとちゃんとやってほしいですね。
注目は、明美役の野波真帆。
個人的には「おまえの諭吉が泣いている」のりんごちゃんのイメージしかなかったんですが、
こんなやくもこなしてしまえるのはびっくりでしたね。
ドラマ版の星野真理の役に食われてるのとは対照的でした。
(星野は、確かに演技は群を抜いていいんですが、どうしても、乙女ちゃんのイメージが強すぎますね。)


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First update: November 11, 2001.