パニック・ルーム

 

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2002/6/30 鑑賞。

監督:デビット・フィンチャー
出演:
メグ:ジョディ・フォスター
バーナム:フォレスト・ウィテカー
ラウール:ドワイト・ヨーカム
ジュニア:ジャレッド・レト
サラ:クリステン・スチュワート

 

さて、サイコ・スリラーといえば、やはり羊達の沈黙でしょうか。
そして、セブンも絶大な支持をいまだに得続けていますが、
その羊達の沈黙で主演したジョディ・フォスターと
セブンの監督のデビット・フィンチャーが監督したということで、
非常に話題になってました今作品。
いったいどのような作品になっているのか。

はっきりいって、羊達の沈黙を越えていたかもしれません。
もう、完ぺき。
なにをとってもホントすばらしい映画に仕上がってましたね。

もともと、スリラーってすごく好き。
あの、なんとも言えない緊張感が。
ヒッチコックだったり、キューブリックだったり、
はたまた、シックスセンスとか、エクソシストとか。
あと、スピルバーグの激突。
最近はあまり面白いスリラーもなかったし、
なんか、SF中心に見てたんだけど、
やっぱ、いい。

今回の最大の特徴はやはり視点。
自由自在に飛び回る視点と、
カメラを通じての視点。
部屋の中と外、
一瞬の緊迫。
全てがこのカメラワークによってよりすばらしいものになっていた。

そして、ジョディ・フォスター。
羊達の沈黙のそれよりも
さらに美しく、さらに素晴らしい演技だったと思う。
これ以上ないくらい。
まさかこれで妊娠中とは誰が考えただろう・・・

そして、毎回のこと。
サラ役をやってたクリスティン・スチュワート。
無愛想でちょっと反抗期な女の子の役をしっかりと演じていた。
若干12歳。
でも、12歳には思えない。
じっさい、これで10歳の年齢設定はおかしいと思うが・・・
にしても、これでまだ映画は2作品目とはおもえない演技。
これからが楽しみ。


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First update: June 30, 2002.