花とアリス
2004/4/14 鑑賞。
岩井俊二監督作品をみたのは多分リリィ・シュシュ以来かな。
今回の作品は、もともとキットカットのおまけでついてくるDVDだったり
Webで公開されたり、
なんかそういうのの一連の流れがあったみたいですが・・・
どこにでもありそうな、
普通の高校生の生活。
なんか三角関係だったりするけど、
随所に笑えるところが盛り込まれてて。
邦画らしい邦画。
まず鈴木杏。
こんなにぶさいくな女の子の役が似合う女優って
探しても見つからない。
たしかに鈴木杏ちゃんはすごいかわいいんだけど、
こういう役ってこの子しかできないんだろうな・・・
アリスの蒼井優も、最初はあまり感情移入できなかったけど、
終わりの方はかなり感情移入できたかな。
こちらはやっぱ父親とのシーンでしょうか。
しかしまあ・・・
脇にいったいいくら払ってるんだろうか・・・
大沢たかおとかあんな役でいいの?
無駄に金使いすぎだよ、これ。
阿部寛も1シーンしかないしね・・・
そういえば、ハナの使ってたパソコンがeMacだったのが笑えた。
iMacじゃなくてeMac。
しかも、OS9だったのにはさらに笑えた。
先輩がコマンドF、コマンドAとか言ってるのがさらに・・・
これはマカーだけにわかるもう一つの花とアリスの楽しみ方ですね。
ホント、とにかく、日常どこにでもあるような風景。
だからこそ難しいんだよね。
こういうことを題材に作品をとる、ってことは。
カメラワークにやや難があった気がしますが・・・
それ差し引いても、やっぱ心に残る作品でした。
リリィ・シュシュ借りてきて見てみよう。
音楽も結構よかったです。
2004年日本映画 / Rockwell Eyes
監督:岩井俊二
出演:鈴木杏 / 蒼井優 / 郭智博
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First update: April 14, 2004.