ゴーストシップ

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2003/1/17 鑑賞。

監督：スティーブ・ベック
制作：ジョエル・シルバー、ロバート・ゼメキス、ギルバート・アドラー
出演
エップス：ジュリアナ・マルグリース
ドッジ：ロン・エルダード
フェリマン：デズモンド・ハリントン
グリーア：アイザア・ワシントン
マーフィー：ガブリエル・バーン

ゴーストシップへようこそ・・・

最初の方は結構楽しめました。
ホラーとして、非常に見ごたえのある映画になりそうだ、
そんな期待を抱かせてくれていたのですが・・・

中盤から、なんか、ありきたりな展開に変わってきました。
血のプールとか、食事がウジ虫に変わったりとか、
なんか、あまりホラー映画にとって生命線とも言える「新鮮さ」にかけていた、
そんな気がしてきたのです。

第一、謎解きも、主人公が自分の力で解き明かしてる訳ではない。
まあ、こんなところでアドベンチャー的な要素を求めてしまうのもどうかと思いますが、
航海日誌を探したりとか、弾丸の跡からここで銃撃戦があった、と推理するあたりから、
おそらく主人公が謎解きをするのだろう、と期待してしまったため、
ホラーにありがちな幽霊からここであったことを教えられる、という展開は
どうもしっくりこなかったというか。

とにかく、まあ、そんなかんじで、どんどん醒めていって。
そして、とどめの一撃があのオチですよ。
ネタバレになってしまうので(今まででも十分ネタバレですが・・・)詳しくは言えませんが、
今どき、よほどひどいB級でもあんなオチありえませんよ。
まして、ゼメキスとジョエル・シルバーが制作でこれでは・・・

この程度で認められてる、と言うことを考えると、
日本のホラーがハリウッドでリメークされて成功を収める、というのも納得できます。
まだまだ、日本のホラーの方が全然面白い、ということでしょうか。