華氏911

 

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2003/9/1 鑑賞。

2004年のカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品。
しかも、ドキュメンタリーで。
ということで、大統領選挙とからんで、大変話題になりましたね。
ディズニーの配給拒否もあったし。
話題性には全く事欠いてない。
それと同時に、映画でやる必要があるのか?という論争も巻き起こりました。
そもそも、これがドキュメンタリーといえるのか、というところも。

とりあえず、まあ、こんなもんでしょう。
脚色しすぎの感はあったけど、ドキュメンタリーはドキュメンタリー。
正直、これが全てだと勘違いする連中が多すぎるだけの話。
内容的には全然問題ないですね。
ブッシュの強引な進め方にのせられたバカなアメリカ人どもは、
この映画を見て、今度はこれが全てだと勘違いするということでしょう。

あ、こんなこと書いてますが、
個人的にはブッシュは嫌いですよ。
てか、次の大統領選で再選なんて絶対あってほしくない。

映画として公開した価値はあるでしょう。
テレビで十分、という意見がありましたが、
テレビじゃ話題性は低いし、第一、一回見逃したら次はないですから。
そこいくと、映画は、とてつもなく話題になるし、
公開次期が長いから、見逃すこともないですし。
そういう意味では、マイケルムーアが強くメッセージを伝えたいのなら、
当然映画でやるべきでしょう。

にしても、マイケルムーア、太ったね。
ボーリングとかでかなりもうけたんだろうね。
その辺つっこまれるの恐れてか、今回は極力本人の写ってる映像はありません。

ということで、今回は可もなく、不可もなく。
ある意味大統領選挙で民主党を勝たせるための宣伝映画ってカンジでしょうか。
その辺のせめぎあいみたいなのは、日本よりよっぽどアメリカのが強いみたいだから、
日本的に考えるとありえないかもしれないけど、
アメリカでは全然ありなんでしょう。
ただ、問題は、やっぱ高いよ、お値段が。

 

2004年アメリカ映画 / MIRAMAX
監督:マイケル・ムーア
出演:ジョージ・W・ブッシュ


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First update: September 15, 2004.