E.T. -20周年アニバーサリー特別版-

 

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2002/5/9 鑑賞。

監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:
エリオット:ヘンリー・トーマス
メアリー:ディー・ウォーレス・ストーン
マイケル:ロバート・マクノートン
ガーディ:ドリュー・バリモア
キース:ピーター・コヨーテ

 

20年前、世界中を感動の渦に巻き込んだ
あの名作がスクリーンに帰ってきました。
未公開映像や、新たに撮り直したシーンを含み、
最新のVFXでよりリアルになった映像と、
デジタルリマスターされたサウンドにより、
さらにパワーアップして。

まあ、とにかく、文句のつけようがないですね。
ホント、スピルバーグ=E.T.ですね。
この作品を見ると、やはり、スピルバーグは天才だと思います。
ここまでに子供を主役にした作品を感動的に撮れる監督は、
スピルバーグをおいて他にいないでしょうね。

にしても、まあ、ホントに、すばらしい、と言うしかないでしょう。
実際、特別版で改良された点は、
技術的な点を除くと、微々たるもので、
きちんと見比べないとわからないぐらいなもので。
まあ、それだけオリジナル版の完成度が高かったって事でしょうが。
ほんと、20年経っても色あせてないです。
まあ、実際の所、20年前はスクリーンで見たわけではないですから、
その分の感動もあるわけですが。

追加されたシーンとしては、
ハロウィンでメアリーがエリオットを捜すシーンとか、
エリオットが仮病を使って学校を休んだシーンとか。
あと、最後のE.T.を連れて逃げるシーンで大人たちの持っている拳銃が
無線機に変わってるらしいです。
この、拳銃の話は、もう、いかにもスピルバーグらしいわけですが。

ジョン・ウィリアムズのスコアも、もう、
この上なくすばらしいでしょう。
最高傑作と言ってしまっても過言ではないと思います。

なんとなく、未知との遭遇に通じるシーンが多かった気もしますね。
通信機がメロディーを奏でたりだとか。
宇宙船とかね。

でも、やはり、注目は、スピルバーグの
子供を描く巧さでしょうね。
ホントに、この作品において、
その力は存分に発揮されてると思います。

まあ、A.I.で失敗したわけですが、
マイノリティ・レポートが目の前に控えてます。
こちらでは十分にその持てる力を発揮してほしいですね。


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First update: May 9, 2002.