ドラムライン

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2004/4/14 鑑賞。

ブラスト！が一大センセーションを巻き起こしてから早一年。
日本ではやっとちゃんと体形だったマーチングが一般的に認識されてきた今日この頃。
ついに、このドラムラインが国内で封切りになりました。
はっきり言って、ブラスト！が話題になる前の一般的な認識から考えると、
マーチングはステージドリル、またはパレード程度で、
自分たちのようなマーチングやってた人間の言うところの「マーチング」ってのは
ほとんど認識されてなかったと思う。
そういう意味では、ブラスト！の果たした役割はものすごく大きかったと思うし、
これがなければこの映画も国内では公開されなかっただろうし。

基本的に、バンドってものはどんな編成であろうと、
ベースパートとリズムパートがなければ成立しません。
でも、この二つのパートってのはメロディを奏でるパートほど目立たない。
当然、人気も、認識も低い。
そんなリズムパートであるドラムをいかにかっこよく見せるか。
そういう点ではこの映画ものすごく評価できます。
ホント、めちゃめちゃカッコいい。

ただ・・・
映画としては、ひねりがないし、
なんか単調だった・・・・
ホント、この作品はドラムがかっこいい、の一言に尽きるような気がする。

2002年アメリカ映画 / 20世紀FOX
監督：チャールズ・ストーン三世
出演：ニック・キャノン / ゾーイ・サルダナ / オーランド・ジョーンズ