コレリ大尉のマンドリン
2001/10/1 鑑賞。
監督:ジョン・マッデン(恋におちたシェイクスピア)
出演:
アントニオ・コレリ:ニコラス・ケイジ(月の輝く夜に、リービング・ラスベガス、ザ・ロック、フェイス・オフ、コン・エアー、シティ・オブ・エンジェル、60セカンズ、天使のくれた時間。)
ペラギア:ペネロペ・クルス:(全ての美しい馬、ブロウ。トム・クルーズの恋人。)
マンドラス:クリスチャン・ベール(太陽の帝国、ある貴婦人の肖像、アメリカン・サイコ。)
イアンニス:ジョン・ハート(ミッドナイト・エクスプレス、エレファント・マン、エイリアン、コンタクト。)
第2次世界大戦下、イタリア軍の大尉として占領地となったケファロニア島にやってきたコレリ大尉と、
その島の住人であるペラギアの切ないラブストーリーを
戦争という非常な状況下でつづった物語。
非常に良かったですね。
展開が早く、飽きがこなかった。
また、戦争という状況以外にあまり変な脚色がなく、
非常にさっぱり見れました。
戦闘シーンも最近の巨大化CGではなく、
非常にきれいに撮れていました。
マンドリンもかなり効果的に配置されていました。
入館時に、手渡されるガイドブックが非常にいい試みで、
ここに映画を見ていくうちに疑問になってくるだろうことに対する答えが書いてあって、
逆に、映画の中ではいらない説明をいっさい省き、
緊迫感が出ていました。
ニコラスの弾いているマンドリン。
あれ、本人が本当に弾いているそうですね。
よくぞここまで、と思ってしまいました。
非常にいい演奏だったと思います。
欲を言えば、最後の地震のシーン。
あまりにお粗末すぎますね。
もうちょっとまともにとって欲しかった。
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First update: October 1, 2001.