8Mile
2003/5/15 試写会にて鑑賞。
EMINEMの半自伝的サクセスストーリー、ということで。
オープニング興収はすごかったらしいですが。
サントラのビルボードでの動向もすごかったです。
すでにEMINEMの存在自体が社会現象化してる感があります。
あえて映画の質は追及しないことにします。
エミネム本人の演技についても。
それにしても、EMINEMを聴いてるといかに日本のHIP HOPのレベルが低いか、
ということを思い知らされますね。
やはり、EMINEMのリリックの裏には数多の苦しみがあって、
その現実に裏付けられて楽曲ができてる、
そのへんが日本のぬるいHIP HOPとの大きな差ですかね。
やっぱり、ブラックミュージックってすごくエネルギーがあるんですよね。
ゴスペル然り。HIP HOP然り。JAZZ然り。
ROCKベースの音楽にはない躍動感というか。
その裏には苦しみからの解放という願望というかが強くあるのかな、
と思います。
だからすごくエネルギッシュというか。
そういえば字幕が松浦美奈さんでした。
この人の字幕結構好きです。
戸田奈津子の訳だとどうなるんだろう、とか考えると結構笑えてくる。
やっぱ、R指定の映画は戸田奈津子では到底手に負えないところまできてるみたいです。
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First update: May 16, 2003.