ゆず スタジアム2005 "GO HOME"

 

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2005/7/23
日産スタジアム

ラジオ体操

オープニング

センチメンタル
始まりの場所
桜木町
スミレ
向日葵ガ咲ク時
からっぽ

3番線
友達の唄

〜センターステージ〜
地下街
贈る詩
雨と泪
手紙
サヨナラバス

〜ミュージカル〜
言えずのアイ・ライク・ユー
する〜
シュミのハバ

栄光の架橋

アゲイン2
月曜日の週末
飛べない鳥
心のままに
夏色
夢の地図
1

〜アンコール〜
少年
嗚呼、青春の日々
GO HOME

エンディング

 

ゆずファン歴も結構長くなってきましたが、
ゆずの出身地である横浜でのライブに参戦したのは今回が初めて。
横浜って結構よく行ってるのにねぇ。。。。

ゆずのライブには大きくわけて4通りあります。
・通常のライブツアー(昇心旅行からはじまってこないだの1〜ONE〜まで)
・冬至
・お祭り(熱闘Bomb!踊り、ビッグ(エッグ)ショー、ゆずスマイル、幸(せ)拍(手)歌合戦2003〜2004)
・路上ライブ
・その他(謝音会とかみたいなシークレット、フェスなど。)
で、今回の"GO HOME"はお祭りなんだけど、
一部のラッキーなファンを除くと、実に東京ドーム以来4年ぶりになるんですよね。
ってことで、北は北海道、南は沖縄と全国各地から1日あたり6万人のファンが集まる。
とにかく、特大規模のライブになるわけです。

天候は午前中に雨が降ったものの、その後はなんとかもちました。
雨よりも、地震のが問題になってきたわけなんだけど。。。
ゆずのMCでは地震のことには全く触れず、雨のことに触れてました。
まあ、地震の規模が規模だっただけに、ヘタに触れると少なからず混乱を招く、との
判断からだったんでしょう。

今回の席は遠かった。。。
ゆず、米粒でした。
まあ、しょうがないでしょう。これは。
自分的には武道館のときより遠い、ドームの時より近い、ぐらいの位置だったと思います。
最近、遠い席が多いです。

ステージはメインステージ、サブステージの構成。
サブステージは「1〜ONE〜」の時と同様、
円形の花道がメインステージとサブステージを繋ぐ形になっていて、
今回も中洲席あり。
ステージ向かって左には木、向かって右には家のセットが。
スクリーンは3面。

開演前は、ジャグリングとかやってたり、
お祭りの雰囲気を醸し出してました。

そして、ラジオ体操の後、オープニング。
爆音がして、風船が飛んで、噴水アートで魅了して、
で、これまでのゆずの歴史を振り返るムービー。
これが懐かしくて懐かしくて。。。

そして、お待ちかね、ゆずのふたりの登場。
最初の曲は"センチメンタル"。
ゆずファンにとっては夏色に次ぐ夏の定番曲。
この曲から、ゆずの方向性が少しずつ変わっていった曲。
ゆずにとって、初めて路上の匂いのしない曲。
色んな意味で思うところはたくさんあるこの曲から始まり、
「あいのり神話」の最初の曲となった"はじまりの場所"。
そして、ゆずにとっては記念碑的な曲となった"桜木町"、
4週連続シングルリリースの最後の曲となった"スミレ"と続きます。
色々と思い出す曲が多いです。

しかし、岩沢さんがすごい楽しそうに歌ってるんですよ。
こんなに楽しそうに歌う岩沢さん、初めてじゃないかな。

そして、ここで、ベストアルバムに入ってない曲を一曲。
夏の野外、この曲は絶対外せないだろう、という曲がコレ。
"向日葵ガ咲ク時"。
この曲聴くと、満員音(楽)礼を思い出します。
あの動きはなんなんだ?と思いますけど。

熱射病に注意、とかってムービーが入った後に、
レインコートを着た北川さんがドラムを叩くんだけど、このドラムに水が張ってあって、
ドラムを叩くと水しぶきが上がる。
北川さんのドラムにあわせてオーディエンスが手拍子。
そんな涼しげな演出にあわせて、"3番線"。

そして、友達の唄。
スクリーンでは黒板にチョークで歌詞を書いていく映像が。
なんか、カラオケのHyperJoy V2のShow劇クリップみたいな感覚で。
で、ここでかなり久しぶりの「パッシュビ」の振り。
これ、すごいなつかしい。
秋(音)楽旅行とか思い出しました。

その後、センターステージへ。
二人だけで、原点「ゆずの素」収録の"地下街"。
そして、「今日誕生日の人?」から"贈る詩"。
こっちも久しくやってない「ティリティティ」の振り。
懐かしすぎる。。。
そして、朝雨が降ったことから急遽やることになったという"雨と泪"。
やられました、これ。
そして、"手紙"。
「ゆず一家」好きな人間としてはこの3曲の流れはありえないんですが。。。

そして、もうすぐ7時だけど"サヨナラバス"。
これを二人だけで聴けたのもすごいよかったですね。

そして、ここでよくわからんムービーが。
ここからミュージカルがはじまるわけですが、
さとう珠緒やらルー大柴やらが出てくるという。
まあ、ルー大柴何しゃべってるかよくわからんかったけど。
で、ミュージカルの中ではこの3曲の他にも"傍観者"とかのメロディがちょっとずつ流れたり。
しかし、"アイ・ライク・ユー"と"シュミのハバ"、ちゃんと踊りを覚えてるあたりが。。。
"アイ・ライク・ユー"のあのロボット、懐かしかったです。

そして、ここで"恋の歌謡日"クイズ。
いやー、北見川潤子とムーチョ小岩沢、懐かしかった。。。
出された問題も結構コアなファンしかわからないような問題もあったりで。
一応、全問正解でしたが。

そして、なんと、ここでアテネオリンピック銀メダリスト、
山本博選手が。
そういえば、なんかの番組で共演して、ゆずがアーチェリー体験したりしてたね。
で、山本先生、なんと会場でアーチェリーの矢を放ちます。
メインステージの反対側に用意されたゆずの的に見事命中。
その的から火が上がり、周囲は暗転。
すっかり日も暮れて、暗くなった会場にはその的から上がった火と、
他にステージ上部に点火された火が燃え盛るのみ、となりました。
ここで、ゆずを一気に国民的アーティストにまで押し上げた、あの曲。
"栄光の架橋"。
この曲って、こんなにいい曲だったっけ?
自然の演出と、山本先生の演出。
とても素晴らしい空間がここに出来上がっていました。

そして、ゆずと村上隆の出会いとなった"アゲイン2"。
「勇気の花」をメインにした映像が流れて、曲に入っていきました。
ゆずのライブではすでに"夏色"、"少年"に次ぐ定番曲となった一曲。
村上さんとの出会いは、ゆずにとってはいい意味でも悪い意味でも随分大きいものだったと思います。
この曲、すごい力のある曲だと思うし、ずっと歌い継がれていったらいいな、と思います。

で、なんとここで「今日は何曜日ですか?」
これ、これですよ。
冬至でしか聴くことのできなくなった、昔のゆずのライブ定番曲。
"月曜日の週末"。
当初はこの曲がなければゆずのライブじゃない、という曲だったはずなのに。
"アゲイン2"→"月曜日の週末"という、新旧定番曲の流れは
今日のライブの意義をとてもうまく表している部分だったでしょうね。

そして、ゆず史上最高傑作"飛べない鳥"。
この曲に関しては思うところがたくさんありますね。
でも、「トビラ」の頃は歌いこなせていなかった、この曲。
今ではこの曲と正面を向いて付き合っていけるようになったって。
ゆずの成長を示すひとつのパラメータとなった曲でもあります。
どこまでも伸びる岩沢さんの高音が、とても素晴らしかった。

北川悠仁にとって、最も重要といえる曲のひとつ、"心のままに"。
常に、過渡期で必ず歌われてきた曲。
最後の歌詞を換えた部分が、今のゆずを物語ってるのかもしれないです。
今後、どのように歩いていくんだろう。

そして、E.T.をパクった映像。
もう、これは本気でわけわからんかった。
「YUZUVERSAL」ってなんやねん!
そして、E.T.といえば、自転車で空を飛ぶシーンがやっぱ有名ですよね。
で、そのつながりで、"夏色"。
今回は「あと一回」の振りもあったし、祭りっぽく「それそれそれそれ」って掛け声も。
夏の定番として、かなり広く認知されてきた一曲。
やっぱり、この曲あってのゆず、だと思います。

そして、"夢の地図"。
ここで、メンバー紹介です。
スタードックス。
ゆずのライブサウンドに新しい風を吹き込みました。
特に、ドラムの佐野さんがね。

本編最後は"1"。
ゆずにとって、本当の意味で初のコンセプトアルバムになった「1〜ONE〜」。
その核となったのがこの曲。
今後、ゆずはどんな方向へ向かっていくのか。
とても楽しみです。

恒例の「時間が経つのは早いもので」がなかったため、
ゆずとメンバーがいなくなって、本編が終わったのかどうかで戸惑うオーディエンス。
でも、間が長いので、会場でウェーブが起こったりします。
ウェーブとかゆずのライブで見たのって野球場ツアーの時だけじゃないかな。
はじまで行ったら跳ね返ってきて、とか、なかなか面白かったり。

で、「アンコール呼んでくれてどうもありがとう」と北川さん。
誰も歌わなかったので、自分で「贈る詩」アカペラで。。。

そして、"少年"。
今回、久しぶりに「Y・U・Z・U」引っ張りましたね。

そして、"嗚呼、青春の日々"。
この曲、いつのまにか共感できる年ごろになってきたらしい。
年をとることはいいことなのか、悪いことなのか。
いい面も悪い面もたくさんありすぎて、よくわからないけど、
「そっちの世界」に行くまでに、自分なりに生きていきたいです。
後悔してもいいと思う。自分が納得いく行き方をしていきたいです。

そして、最後の曲。
"GOING HOME"。
しっかり聴いたことなかったんだけどさ、この曲、今まで。
やばかった、これ、マジで。
「小さく強く光るそんな光」すら今の自分には見えてないんじゃないか。
全てなくして、また始めること、自分にできるだろうか。
自問自答してみる。
「瞳を閉じて」「泪をふいて」また、前に歩き出せるだろうか。
でも、歩き出してくしかないような気がした。

でもって、この曲、少年合唱団の方々のコーラス付き。
ソロはCDの子と同じ子だったらしいです。

最後に、ゲスト紹介。
振り付けでラッキー池田も登場。
よく考えると、"岡村音頭"からはじまって、ゆずのライブの振り付けって
全部ラッキーがやってるんだよね。
どうせなら"岡村音頭"もやってほしかったな。。。。

そして、花火があがる。
これにはかなり驚き。
結構な数の花火があがってました。

最後に気を付け、礼、のあと、サブステージを一周。
サブステージでも「気を付け!ありがとうございました」。
で、今回は「ハッスル」はなく、そのままメインステージ向かって右にある
家の中に入っていきました。
もちろん「また会おう ゆず」。

今回のライブは、お祭りだったので、かなり仕掛けもすごかったです。
爆発音も多かったし。
で、全般的にCMが入ったり、熱射病に注意みたいなのが入ったり、
かなり観客的にも休むスポットが多かったので、
比較的初めての人でも楽しめたんじゃないかと。

開演が17:15分ぐらい(オープニングがあったので実質17:30ごろ)で、
終演が21:05ぐらいでした。
終演予定時刻20:30を大幅に超えたライブでした。
アリーナのお客さんは規制退場かかってたから多分でれたのが21:30ごろとかだったんだろう。
で、そのあと、あの列車の遅れだし。。。。
しかし、3時間50分。
とんでもなく長いライブでした。
ドームや西宮でもここまで長くなかったよね?

ここのところ、音楽にすごい救われている気がします。
このまえのaikoもそうだったけど、これからもいい音に出会っていきたいですね。
今回は、懐かしいのもあり、考えさせられるのもあり。
でも、ひとついえるのは、やっぱり自分にとって、ゆずの音楽はかけがえのないものになってるってこと。
北川さんが「また8年後に」って言ってたけど、
8年後もゆずの音楽が聴けることを心から祈ってます。

とても、素晴らしいライブでした。
ありがとうございました。


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First update: July 24, 2005.