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2005/11/6
兵庫県立芸術文化センター大ホール
芸術文化センターオープニングシリーズ
付属交響楽団デビューコンサートシリーズ第2弾。
曲目は
M.ラヴェル:ボレロ
W.A.モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K.364 (320d)
H.ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14
の3曲。
演奏をした兵庫芸術文化センター管弦楽団は
兵庫県立芸術文化センターのフランチャイズとして結成された楽団で。
初代音楽監督が佐渡裕。
なんと、平均年齢27歳という若い楽団なんですね。
で、その兵庫県立芸術文化センターですが。
設計の段階から佐渡さんが関わってたそうなんですが、
ホール自体はかなりいいカンジでした。
まあ、金のかかり方は明らかに愛知の芸文のがかかってそうですけどw
音の抜けもよかったし、結構いいカンジじゃなかったかな。
まずは開演前のオープニングトークから。
ここで、メンバーの紹介とかあったり。
コンマスはパリ管コンマスのフィリップ・アイシュだとか、
そして、トランペットのゲスト奏者として、
長年シカゴ響の首席を務めてきたアドルフ・ハーセス氏が!!!
とかって話を。
15分も開演前にしゃべる指揮者って他に見たことないww
しかも、リコーダー吹くなんて前代未聞ですよ。
もう、この段階から佐渡マジックにかかってしまってるわけですが。
さて、1曲目はかの有名なボレロです。
ボレロって面白い曲ですよね。
とてつもなく単純なのに。
単純だからこそ、奥が深い。
まあ、色々と思い入れはあります。
中学の音楽の授業でもやった記憶ありますね。
あの時は、スネア叩いてました。
で、高校の定演にOBで出た時にやりました。
最近だと、ブラスト!の1曲目で、ドキドキしながら聴いてたりとか。
そうそう、自分が持ってるボレロのCDの1つにシカゴ響メータ指揮がありました。
で、まあ、ボレロです。
なんつーか、アツいんですよ。
ボレロって、こんなにアツイ曲だったっけ?って言うぐらい。
もう、やばかったですよ、いつの間にか引き込まれてました。
2曲目はモーツァルト。
モーツァルトってちょっと苦手で。
いつの間にか眠くなってるww
ホント、ホルン協奏曲ぐらいですもん、最後までまともに聴けるの。
でも、この曲は面白かったですね。
バイオリンソロが2台いて、掛け合いが面白かった。
てか、寝なかったしww
休憩挟んで、メインの幻想。
幻想って、こないだN響の聴いたばっかりで。
良く考えたらあれからまだ2か月経ってないんよね。。
こんな短時間で同じ曲2回も聴くことになるとは。。。
その幻想ですが。
1楽章、2楽章ぐらいまでは普通に聴いてたんですが、 3楽章目ぐらいからどっぷり佐渡さんの作り出す世界につからせてもらいました。
いや、本気でやばかった。
もうね、5楽章終わるころには全身に鳥肌立ってましたよ。
演奏会終わって。
サイン会の列に並ぼうとしてたらサドラーなふぁみり〜の指揮者、T田さんご夫妻に遭遇しました。
昨日はふぁみり〜の練習あったし、来るなら今日かな?と思ってたら、
ホントに聴きに来ててちょっと驚きでした。
で、佐渡さんにサインもらって、写真も一緒に撮っちゃいました。
いやー、ヤバイですね。アツイですね。
ちょっと、サドラーになりかけな今日この頃でした。
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First update: November 6, 2005.