今週の１枚

秋そばにいるよ
aiko

2002/9/4 発売
PCCA-01777

1 マント
2 赤いランプ
3 海の終わり
4 陽と陰
5 鳩になりたい
6 おやすみなさい
7 今度までには
8 クローゼット
9 あなたと握手
10 相合傘(汗かきMix)
11 それだけ
12 木星
13 心に乙女

aiko待望の4thアルバム。
タイトルにはシリーズと化した季節の言葉。
今回はストレートに「秋」という言葉が入ってますが、
注目はそれよりも「そばにいるよ」の方ではないでしょうか。
タイトルの通り、今回の作品はaikoの優しさのあふれる逸品となってます。

それにしても、今回、
前作までのアップテンポな曲はかなり減って、
歌い上げのバラードがたくさん。
aikoも大人になったってことでしょうか。

それにしても、「海の終わり」と「木星」は聴いててこわくなるほどです。
スケールの大きさというか、詩の内容というか・・・
それに対して、やはり「鳩になりたい」とか
かなり軽いカンジで、それでいてすごく共感できる曲も入ってて、
バランスもいいですね。
シングル曲もいいカンジにちりばめられてるし、
唯一カップリングで入った「陽と陰」もいいカンジです。
そして、「相合傘」。
こうやったライブバージョンが収録されるのは
ちょっとうれしいようなうれしくないような・・・

最初の2曲はかなり王道でしょうか。
やっぱりこういう曲がないと物足りないですね。
「マント」のPVはかなりいいです。
てゆーか、「マント」自体がかなりの名作でしょう。
ぜひごらんください。

そして、最後の締めは「心に乙女」なわけですが、
今まであったBTなしでいきなりこれで終わりです。
ということなんだけど、
「木星」で歌い上げておいて、「心に乙女」でしっとりとおわらせて。
かなりこの流れがいいカンジです。

というわけで、今回、新アレンジャーを迎えての作品、
ということで、いろいろとaikoの新しい一面が見られます。
かなりお勧めです。
ライブも楽しみだ・・・